新聞記事を読んで、救急蘇生中止54件、3年間終末期家族要望で、52消防調査。

難しい問題ではあるがやがては自分自身の身に降りかかってくる現実的な局面である。延命治療を望まない終末期の高齢者らが心肺停止となり、駆け付けた救急隊員がいったん開始した蘇生処置を中止した事例が全国主要20消防機関で2017年末までの3年間で少なくとも54件あった、と調査内容を報じている。蘇生中止に関する国の規定は無く各地の消防機関の対応が分かれた、とある。救急現場からは統一的なルールを求める声が上がっている。自分が自宅で倒れて意識不明あるいは、心肺停止になって、家族が救急車を手配した場合、家族にどうして欲しいかをあらかじめ伝えておかなければならない。救急車は要請に応じて駆け付けて、取り敢えずは救急車に乗せる前に出来る限りの応急処置を施さなければならない。人命救助の為の訓練を日頃から積み重ねている。心肺停止状態であれば蘇生の開始を行う。だが、調査内容では家族の希望があれば蘇生の中止をしているようだ。蘇生の中止を要求する、ということは殺して欲しいと願っていることになる。それを敢えて救急隊員に告げる家族の苦しみは本人でなければ分からないと思う。自分が生まれた昭和20年代ではとても考えられないことが現実問題として起きている。医療の発達によって生きてるだけの苦しみが終末期を迎えた高齢者本人とその家族までもが味わくことになってきた。難しい問題ではあるが国規定を定める必要がある。